ポリープを放置して大腸がんへ ~ 大腸内視鏡検査
矢印の先に「もこもこっ」としてイボがあります。
これは線種という今は良性、将来がんになるかものポリープです。
別の平坦で陥凹のあるポリープです。
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このポリープを今から内視鏡的に粘膜切除していきます。
この方は二年近く前に指摘されていたのですが、放置していましたので少し大きくなりました。
完全に切除するために粘膜下に生理的食塩水を注入し、モチが膨れ上がるような感じでポリープを盛り上げます。
なぜこんなことをするのかは?
完全に切除したいからです。
盛り上がっていない場合は全部取りきれない可能性がきわめて高くなるからです。
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きれいにとれました。
青いところが粘膜下組織です。
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昔はこのままだったのですが、最近は切除後の出血を少しでも減らすために特殊なクリップで縫合します。
この時にどことどこをくっつけるか? というところにセンスと技術の差がでます。
矢印のところをきちんと合わせると傷として滑らかにくっつきます。
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まず一つ目
キチンとできました。
全体的にずれもないようです。
あとは残りの部位を丁寧に縫合します。
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ところで内視鏡的に切除したポリープの病理結果ですが・・・なんとただのポリープではなく、小さな大腸がんがポリープの中にありました。
「早期大腸がん」だったのです。
以前のポリープとは形が変わっているな・・・と思ってはいましたが・・・がんになっているとは・・・
当たり前なのですが、ポリープがあってある程度の大きさの時はあまり先延ばしにせず早めに切除することをお勧めいたします。
幸いこの方の大腸がんは早期で内視鏡的切除で完治となりました。
良かったです・・・